2006年08月23日 (水曜日)

日々 回顧というのじゃないけれど

今だったらああ出来た、こう出来た、を今になって論じても何にもならないのである。
幼さを理由に過去の悪行を水に流したりも出来ないのが人の世の常。
今までして来たいいことも悪いことも、全部自分です、と、
認めてあげて初めて大人かなー、なんてことを思ってて
最近やっとそれが出来るようになって、
30歳成人説、大いに同意。

…みたいな出来事があって。

モノを残すことももちろん大事だし、
その、モノを売ることが仕事の我々サービス業なのだけど
物質的なもの以外にも人の心には何か残すことが出来ますよね。
でも人間ってうっかりするとすぐ忘却の彼方にいってしまうから
記憶に植え付ける作業はなかなかに難しいもの。

でも少なくとも、それが出来る立場であったこと(現在もなお)、
実際今でもみんなの心になんかしらの形で保存されていること、
本人としては非常に喜ばしくもあり、
こんな私で、あんなモノたちでごめんなさい、の部分でもあり、
それをバネにもう一丁やらねえとな、オレ、みたいな。ね。うん。

あれだ、ほら、
今もみんなの心にガリバカ日誌とガリガリ君。


いつもこうやって茶化して逃げる。悪い癖。


愛は消えても親切は残る、とはカート・ヴォネガットの言葉。
意訳として「愛は破れるけど親切は勝つ」と、ある方の言ったこのフレーズもまた
(あれから何年も経ちますけどね)私の心にはちゃんと残っているのです。

00:50 [カテゴリ: 日々] [ BBS ]
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