2010年04月23日 (金曜日)
【妊娠とか育児とか】 1〜2ヶ月。
そんなわけで
急に降って湧いたような妊婦生活に突入。
「おや?」と思ってから検査薬を試すまでの間、延ばし延ばしにしてた禁煙も思い切ってスタート。
(やめたくないから現実から目を背けてたという話も…)
しかしまだ、確定したわけじゃありません。
薬局のお世話になっただけだから。
薬でわかってから数日後に、初診料が限りなく安い産婦人科に出向きました。
これ、地方格差がかなりあるらしいのですが
私の住んでいる渋谷区。
ポジション的に言うと南新宿になりますが
いつものかかりつけ医に電話したら18000円かかるとの返事。
うわあ!
そんなに出せません!!!!!
普段内科で通ってる総合医。婦人科があるの思い出して電話をしたら
5000円とリーズナブル。
…と思ったら、平日の午後しか先生がいない!!!
会社休まないといかれないじゃん!
そしてググッて見つけたもう一軒。
電話して聞いたら10000円〜13000円。
うーん、これ、妥協点かしら。
クチコミも悪くなさそうだし(注:女というのはクチコミで左右され続ける生き物)
15000円持ってそこに行くことにしました。
※ちなみに、婦人科には中絶をメインにやっているところもあり、
そういうところはおめでたにはシビアな態度を見せるとの意見あり。
病院行く前にはとにかくリサーチしましょう。
病院行きました。
問診票書きました。
看護師さんが奥でなにやら相談を始めました。
…ん?
「まだ4週の終わりですね。今(エコー)見ても、はっきり分からないから、どうされます?
お金勿体無くなるかもしれないけど」
私はこの時知りませんでした。
病院行くには時期があるということを。
※5週以降じゃないと病院ではわかりません。
じゃあ来週にします、といってその日はなにもせず帰宅。
そうか、最近の検査薬は精度が良すぎて早くわかりすぎるのか。
翌週を待つ前につわりらしきものが始まりました。
その前数日は何故か食欲があってふたり分食う勢いだったのに
風邪をもらってしまったせいなのか、なんとなーく気持ち悪い。
ネットで調べて、とりあえず「お産難民」という言葉が流行ってるらしいことを知る。
ずいぶん早くに予約しないと、産院が減ってるから
子どもを取り上げてくれる場所がなくなってしまうという恐怖の現象である。
調べた結果、一番安くてごはんもよさそうだった都立広尾病院に電話。
※35万。あと、やっぱり食事の豪華さは気にしたいポイント(笑)
なんと、翌月まで診察予約に空きがない上、分娩予約は9ヶ月先まで満員。
えーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
なんか、あたし、こころがおれた
だってまだ病院で確定してもらってもいないのに。
まずは確定してもらわないとどこにも報告できないのに。
もう、産むのはね、ちょっと高くてもいいや、実家の隣の大学病院で。
旦那さんも「お産の時は実家帰った方がいいよ」というし。
※でも長年の独身生活から、この発言の裏には
「オレその間自由に遊べるし〜(ニヤリ」という男の心理が垣間見えてしまうので
ちょっと不安視をしてもいるのです。
うん、私、今までそういう男の人しか見てこなかったから!(キリッ
結婚パーティーの場所探しもしなきゃだし、まずどうやって探せばいいのかのところからだし
それやりながら、妊婦ってどうやって生活していいのかわからないから
とりあえずググったり友達に聞いたり…
おまけになんだか風邪をもらってひどい有様。
ストレスもだいぶ溜まってしまって、夫が忙しいのもあったけど
なんで私一人で何もかもやらなきゃいかんのじゃと思うと不安定になって
来る日も来る日もひとりで部屋で泣いていたのでした。
具合はなんか悪くなる一方だし、薬は飲めないし。
なんか便秘になるし、お腹が気になるから激しく動けないし
マタニティブルーって、これかなあ。
やっと翌週。
病院を訪ねて診察。
正常に妊娠されてます、とのお言葉。
「ご結婚は?」
「来月です」(そう、この時はもう日取りが決まっていた)
「じゃあ、なにも心配はないですね。おめでとうございます」
そっか、おめでたいことなんだよね。
なんとなくまだ内緒にしている後ろめたさの方が勝ってしまったけど。
以下、その日に書いてた某所の日記から抜粋。
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土曜日、病院で6週0日と判明。
心臓が動いてるのも確認。
予定日は10/16とのこと。
今年じゅうにこいつ、出てくるんだぜ?
不思議だよなあ。。
エコーで赤ちゃん見たら可愛く思うかなあと思ったけど
まだ輪っかみたいだし
先を思うといろいろ不安になって週末はなんだかずっと泣いていた。
お金はないし、住むところは見つからないし
これでよかったのかがもう全部わからなくなって
私一人だったらもうちょっと贅沢できたんじゃないかとか
いろいろ言ったんだけど
体もそのうち慣れてくるだろうし
赤ちゃんのことも最初は可愛く思えなくてもいいんじゃない、
生活もなんとかなるよ
って言ってるそばから彼が70000円のHDDレコーダーを買っていた。
もう、なんなのだね君は(笑)
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ちなみにこのレコーダーは後日、私の呪いにより故障、修理に出されましたwwwwww
この「6週0日」以降、つわりが急速に悪化していきます。
まず、満員電車に乗ったら謎の異臭事件発生!
マスクをしててもつらい。
女性専用車両の、きつい香水。
いや、異臭ではなかったのです。
私の嗅覚が推定5倍(当社比)になっていたのです、いつの間に!
どうしよう、これ、でも、どうにもなんねえよなあ。
仕事してるヒト、つわりどうしてるのかと思ってググったら、
同業者っぽい感じののブログ見つけた。
「日々育児。(旧「日々妊婦。」)」
http://hibininpu.blog76.fc2.com/
http://hibininpu.blog76.fc2.com/blog-entry-5.html
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黒酢ドリンク、試しに飲んだけど、すごいな、テキメンだ。
とにかくクエン酸は鉄板らしい。
食べられそうなものが限られるので
職場にいる間はとりあえずゼリーでしのいだ。
蒟蒻畑のポーション復活は助かるね。
ご飯物で大丈夫だったのは稲荷か五目おにぎり、サンドイッチ。
後でわかるが、これ、食べづわりというものだったらしい。
2時間おきに何か食べないと、空腹で気持ち悪くなるのだ。
この時期は栄養バランスは無視して、食べられそうなものを何でもいいから口に入れる。これ鉄則。
胎児はもともと母体に備わってる栄養を吸い取っていくので、問題はないのだそうです。
そして、日によって「どうしてもこれ!」というメニューが日替わりでやってくる。
一番大変だったのが、お好み焼き。
時期が悪くてコンビニで入手できずに最終的には広島県のアンテナショップで冷凍を。
しかしこの「食べづわり」。困るのが
「一度やってきたブームはもう二度と来ないかもしれない」ということ。
しばらく、冷凍のお好み焼きが冷凍庫を邪魔しておりました…
ちなみに変り種としては、サブウェイのフライドポテト。
フィッシュアンドチップスのチップスだけが食べたかったのね。
で、一番似てたから(笑)
成城石井でモルトビネガー買って、ジャブジャブかけて食いました。
でも、このブームも一日だけで終了。
つわりの時期の食べ物は、思い出めぐりなのかなあとふと思ったりした。
フィッシュアンドチップスは、ロンドンの思い出。
お好み焼きは、思春期の思い出。
稲荷とサンドは、まあ、妊婦のデフォルトだけど。
調べたのと経験から言うと、冷やせば大抵のものは食えます。
胃が過熱になるので冷やした方がいいみたい。この時期は。
妊娠前、あんなに飲んでた生姜湯もダメになっちゃったし。
私の場合は吐くことは一度もない軽症のつわりだったのですが
人によっては出社もできないほどひどい人もいるし
ずっと寝込んだり、入院したりね。
そういう意味ではラッキーだったと思います。
でもたまにどうしてもヤバい日があって
私、有休がなくなったので会社を極力休まなかったんだけど
「これ来たな、まずいな」というときには両手首内側にある吐き気止めのツボを押してました。
詳細はググるとすぐ出るよ。
あとはクエン酸で乗り切る。のみ。
ストレスも多大に影響するので
実家に帰ってみたり、隠し事をフラットにしてみたり、ストレスフリーな生活はおすすめです。
実家で出たすき焼きはびっくりするほどもりもり食えたの。
(その後グロッキーになったけど)
※妊婦さん、食べる量は控えめにしましょう。体重管理の面からも
そういえば、二人してお腹に話し掛けるようにしたら、
具合がよくなったこともたびたび。
ご機嫌損ねちゃいけないのかしら、まだわっかのくせに!
(そしてこれがまた中の人の逆鱗に)
※他人に話すのに、「赤ちゃん」とかってファンシーな単語を使うのがなんかしゃくで
「中の人」で落ち着きました。
そうです、私が「外の人」です、こんにちは。
妊娠2ヶ月。
早い人では、もうジーンズがきつくなるかと思います。
わたしがそうでした…
スキニーはもう、ウエストがきつい。というか、ボタンのところが当たって痛い。
タイツを履けば、ウエストがきつくて吐き気をもよおす…
これは困った。
とりあえず無印で妊婦用のレギンスなどを購入。
あとは、チュニックやワンピを引っ張り出したり買い足したりで
ジーンズのボタンを外して着ちゃえば問題ないんじゃないかと(?)
若干不本意ではあるが、とにかく
マタニティの服を買っても後で着れないのは勿体無い、の方が先で
有り物を駆使してしのぐ方法をとることにしたのです。
幸い、もとからヒール履かねえしな!
この時期用意したものは、
まだもらってもいないのに、母子手帳のケース(笑)
渋谷区、ミッフィーなんですよね、母子手帳!
もう、それだけでテンション上がりまくり。中絶しないでよかった!(え
なので、ケースもミッフィーにしました。
楽天で最安値購入。
あと、そろそろ派遣元に相談をしました。
産休育休は前例がないからわからないとの返答。
うーん、法律で喧嘩するのもう懲りてるんですが(笑)
久々に自分で労基法とか派遣法とか調べちゃいますか。。。
もう、やる事だらけなのに体が追いつかない!ストレス!
それを見かねたのかなんなのか、
旦那さんが自発的に家事いろいろをやりだしました。
(世の男性陣、見習って!)
もう、このころ、すでに通勤の往復だけでしんどくて、
帰ったら横になるだけの暮らしだったのもあるけど。
掃除と洗濯は母が、お料理は夫が。なんとなくそんな流れで。
私はひたすら、宮迫の嫁のごとく涅槃像のポーズをとるのみなのです
(このポーズが食後の消化を助け、つわり中には最適だということが後でわかるのです)