2010年10月21日 (木曜日)

妊娠とか育児とか 助産師面談と産院見学

まあ「今更何いってんだ」って話ですが
まだ産まれないのでちょっと番外編的なおはなし。
 
 
40週も半ばを過ぎて、週1検診の他に
週の真ん中へんでNST(胎児の心拍モニタ?)撮りましょうということで
病院へ行ってきたですよ。

おなかの張りも特になく
その後の内診でも「まだ硬いねー」と言われ
「運動してる?」と注意され
1日2時間の運動(散歩)を命じられた次第。

ここまで来たらもう、なるべく自然分娩っていう方針なのでしょう
私がさんざん帝王切開嫌がって逆子直しに行ったりしたし(笑)
 
 
産婦人科医不足が叫ばれて久しい昨今ですが
ここの大学病院もまた然り。
NSTと内診の間に先生が処置に入っちゃったようで
しばらく待ってたところ、助産師さんに声をかけられ相談室に。

本来であれば7ヶ月あたりで
助産師さんとお話しないといけなかったようなのですが
ずっと土曜日に来てたもんでその時間がなかった、と。
こちらとしては、そんなシステムあったんだ!ってな具合で。

まず、お産に向けての不安がないかとの質問。
「とりあえず陣痛がどれだかわかりません」と告げ

1.生理痛みたいな下っ腹の鈍痛
2.お腹壊した時みたいな痛み
3.赤さんがゴリって動く痛み

…どれですか? と三択を出したのですが
「全部違います(笑)」と一蹴。

「陣痛はね、来たら、わかります」だそうですよ。
みんなそう言うんだけど、それじゃわかんねーよ!(笑)
誰か!具体的に!!(笑)
 
 
母親学級には参加されましたか?と聞かれたので
一度も行ったことないですと答えると
「あら、チャレンジャーだねえ!」と驚かれ
ギリギリまで働いてたという理由から納得してたんだけど

(ああいうの、たいてい8ヶ月までの平日行われている。一部土曜のもあるけど)

予備知識ゼロで初産に挑もうとしてる人、というのは
やはり、チャレンジャーなようで
(あたりまえか)

お産の流れなどはネットで調べてちょっと知ってたのと
周りに経産婦がさすがに増えてきたので
耳年増的に知識はあったので、それはまあいいという話になり
母乳が出るようなマッサージってのがあって
それを教えてもらったわけです。
 
 
助産室にはおっぱい模型があり、助産師さんがそれを揉みながら
実際にこちらもマッサージしてもらって、やり方を覚えるわけですな。
なぜか形をほめられた次第ですよ!(笑)

赤さん、乳輪全体をカプッとやって、
喉の奥までくわえ込むんですって。ほへー!
ウゲッ!てならんのかしら。

なので、赤さんが咥えるエリアを柔らかくするマッサージ、が必要。
乳首の根元らへんを指の腹でいろんな角度からちょいと強めにつまんで
お風呂タイムなんかにマッサージするのですが
同時にお腹が張るのね。これはもう、連動してるから仕方ない。
そして、強めにつまむから、やっぱり痛い(笑)

耐えられるかしら。まあ、でも、でなくて胸が張っちゃうよりはいいか。

女って、というか出産って、何をどうしても痛いのですね。
往生際の悪いこと言ってないで諦めろってことか。
 
 
「病棟見学されます?」
ということで案内してもらいました。
激しく今更だったけど。

外科と内科はお見舞いで来たけど、産科だけなかったしな。

そんな広くないけど2人部屋。
テレビは液晶で、カードなしで使えるタイプ。
テレビカード自販機もあるんだけど、
そのカードはコインランドリーで使用するために売られているという矛盾…

それ、もはや「テレビカード」じゃない気が…

ご飯、朝はロビーみたいなところでみんなで給食みたいに食べるのだそうで。
昼夜は母子同室になってるので、お部屋で。

陣痛室は6人くらい入れる、わりと「病院然」とした無機質な感じの空間で
そこにいる時間が一番長くなるので、
おなか空いたときようにウィダーインゼリーやバナナ、ドリンクの持ち込みを推奨された。
そういうもんなんですねえ。。

続いて、分娩室。
「(イス)乗ってみる?」
と聞かれるも、いや、いいです…と。

ベッド、下方向に電動の延長座面があって
まだ産まれないうちはゴロゴロできるのだそうです。
ずっと足乗せてパックリ開いてなくてもいいのか。そうなのか。

助産師さんや病棟スタッフさんたちの
ざっくばらんというか、フレンドリーなノリでだいぶ救われそうな気がする。
だってどんな風になるか想像つかないしさ
(それは母親学級行ってないから、も含む)

ひとまず、家と病院が近いので、陣痛が3分おきくらいでもいいやと言われ
それまでは自宅待機でよろしいとのこと。
ちなみに、付き添いは基本夫のみ。
やむなく不在時は誰か一人、だそうです、と、リマインダ。
 
 
で、中の人、まだ出そうな気配がないので
勧め通りにお散歩を。
助産師さんは
「最近テレビで流行ってる薪割りさせる産院みたいな、スクワットの動きもいいわよ」
というので「森光子程度のスクワット(笑)」も導入。

散歩と言っても行き先は近所のショッピングセンターですので
本屋に行ってふらふら。そうだ、と思って
初めて妊婦雑誌の類をちらっと読んでみたのですね。

臨月の身には役に立つ情報が、確かにありますね。
陣痛来た時のOK行為、NG行為、とか。
でも半分は通販カタログだから、買うほどじゃ、ないんだよね…
すぐ「ネットでいいじゃん」とか思っちゃうから。

とりあえず「上下運動がお産を進める」ということを知ったので
(バランスボールに腰掛けてバウンスしてたら陣痛が来た人の声とかあった)
スクワット、そういう意味でも最適なのか、と再確認。
バランスボールは、危ないからね。やっぱ。

その後手にした育児雑誌で見た
佐藤可士和。

子どもは本物の音も吸収するけど、偽物も同じくらい吸収してしまうから
いいもの、本物を与えなければだよ、というアドバイスから
おもちゃのピアノも、ちゃんとしたピアノメーカーのグランドタイプを買ったって話で
その後、NHK「クインテット」の影響でチェロが欲しいと言い出した子どもに
17万くらいするチェロを買い与えた、という豪快ストーリー。

さすがに後者は無理だけど(笑)
KAWAIのグランドは1万円台だったから、そこまではいいかなーと思っている私がいるですよ。
その、ご友人のアドバイスって、もっともだと思うしね。
音楽だけは、ちゃんとしたものを与えてあげたいなって気がする。
おもちゃじゃなくて。

そして、調子にのって4時間半も歩いてしまったがために
すっかり足の裏に擦れたような痛みが(笑)

明日大丈夫かしらねー

うん、
明日のお散歩の目的は、妊婦雑誌を片っ端から熟読!(買えよ:笑)
 
 
中の人がどうも男の子らしいとわかってから、
ずいぶん考えたり悩んだり困ったり(!?)して
それ以前にちゃんと愛情が湧くかどうかも不安というとこからのスタートで

でも、きっと顔みちゃえばどうにかなるなーっていうのが今の感じ。

逆子事件があって、おなかに話しかけるようにしてから、
なんだかコミュニケーションとってる感じがしてきたしね。
向こうはどうだかしらんけど!

10ヶ月一緒に働けば、どんな他人でもチームになるってもんですよ。
親子関係も、まあ、そういう感じなんだろうなあ。(違うか?)
 
 
そんな中見えてきたことに
ふたつだけ教育方針があって

1.モテ要素の摺りこみ
2.お金の正しい使い方

これを押さえておけば、あとはそこそこでいいよと。
 
 
1については
これからの世の中、やはりモテ技術がないと男子は生きていくのが厳しい。
モテ、と言ってもジゴロ的なこととはまた別で(笑)
スマートなモテ。

女の子の扱いやあしらいにもそこそこ慣れてて
男友達もガッツリいて
でも男社会に染まりすぎない程度の距離感、
そして、しょーもない女に引っかからない技術。

まあ、バランスですわな。
 
 
2は、これもバランスの話だけど、金銭感覚。

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例えば、お年玉を1000円もらいます。
そうしたら、6:4で分けて
600円は本人の取り分。自由に使っていいお金。
400円は、親が預かり、子ども名義の通帳に預金。
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「なんで?ずるい!」と聞かれたら
ロイヤリティについての話をしたいのです。
 
 
たとえば、通常、
委託販売等に関しては6:4〜7:3くらいでロイヤリティが設定されてます。
場合によっては5:5です。

子どもをタレントとした場合に
タレントにはマネジメントが必要ですね。
子ども、という生き物は、その両親がいなければこの世に出てこないわけですから
成人(独立)するまでは、生みの親(発掘人)がしっかりとマネジメントに付きます。
旧イエローキャブ(現サンズ)でいうところの野田社長的な。
もしくはavexでいうところのMAX松浦氏的な。

で、この場合の野田社長や松浦氏は、ただピンはねするわけではありませんよね。
タレントの売り込み、つまり営業活動に関わる自身のギャラ、という捉え方もできますし
原価、という見方もできるし、
タレントの売上の一部を、タレントのプロモーションに追加投資して
そこからさらに売上を出します。運用コスト的なことですか。
そんな認識もありですよね。

今回の場合、「親」ですから「自身のギャラ」は別にいらないですよ、気分的に(笑)
そのかわり、将来に向けての投資、活動資金に回したい取り分というのが、あるわけです。

6:4の4の部分。例で言うと1000円中の400円を
貯蓄口座に突っ込むのです。

こうして、もらったお金の4割を貯金する習慣をつけさせて
バイトするようになってからも続けていくと
20歳になったとき、結構たまってるんじゃないかと思うのですよね。
 
 
経験談ですが
結婚は、とにかくお金がかかります。
式、披露宴、パーティー、引越し、家具新調、妊娠、出産、子どものお金、などなど。
自分たちがしてもらったみたいに、ポンと出してあげたい気持ちはあれど
もしかしたら難しいかもしれない。

自分の一番大事なときのために、とっといて欲しい気持ち、あんのよね。
家買ったりするかもしれないじゃん。

学校のお勉強はそこそこで構わないから
社会に出て困らないような知識と要領のよさ、
生きるスキルを身につけていってほしいなあと
中の人にむけて母は思っているのだ。
 
 
そんな母は
Appleのジョブズ祭りでひとしきり盛り上がってしまったところで、
そろそろ床につこうとしているのですよ。

もう、朝だけどな!

04:07 [カテゴリ: 妊娠とか育児とか] [ BBS ]
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