【日々】 論破ルーム

自慢じゃないけど、口喧嘩にめっぽう弱い。
一人っ子のせいかもしれないけど、自分が我慢しとけばとりあえず穏便に済むか
とかそんな打算的なことを思うので、かちんと来ると黙ってしまう。
その進化系として、自分が降りる形で、
笑いものになって相手に勝たせてさっさと終わらす、という技を習得したのだが
基本、トークバトル的なものがあまり好きではない。自分がする分にはね。

「する分にはね」の部分は。
テレビのそういう番組は大好きなのである。

昨晩は「ジェネジャン」を久々に見た。
最強は実体験の多い人なのかもしれないなあ、
荻野目慶子と杉田かおる。
見聞知識より実戦知識の方がやっぱり説得力が違う。
無駄な遠回りも、引いた目で見ると全部役に立ってるんだよ、と言われた言葉を思い出す。
真っ最中だと気づかないんだけど。
かといって、わざわざ茨ロードを進んで歩くのもいかがなものかと思うのだが。

今日は「太田総理」のダイジェストを見てて
あれ、見たことなかったんだけど面白いな。

いろんな人のいろんな意見を冷静に見られるから、ってのと
ヒートアップしてる他人が面白い、っていうので
朝生とかしゃべり場もたまに見るんだけど
そういえば昔、歌舞伎町のとある個室でテレビのチャンネル争いで
男の人と喧嘩したなあ、それもプレイボーイチャンネルかしゃべり場かで。

発端って結構そんなどうでもいいことだったりするんだよね、いつも。

先日、とある男の子と軽く諍いになって、
コトの発端は、「女の生理痛に男性は耐えられないと思うがどうか」っていう
まあこれ一般的に言われてる説ですよね。
私はわりとジェンダー研究をして来た派なので性差はあって当然との認識、
先方は「男女でどっちが偉いとか決めるのが好きじゃない」という意見。
いやいや、どっちが偉いとかすごいじゃなくて、
単純に体の違いと脳の違い、それぞれの性の役割の話ですよ、ってところを
説明しようと思ったんだけど、強制終了。

何となくだけど、オスは狩猟本能があるので
自分が優位に立っていたい、一番でありたいという意識が強いようにお見受けする。
例えば、クジャクの雄、うぐいすの雄、シカの雄、などなど。
人間も然りなのではないかと思うわけで、
ホントは男女で、いろんな項目をポイント制にしたら平等なはずなんだけど
負けてると思う箇所がちょっとでもあったら気に障ったりするのかなあ？とか
それは今までお付き合いして来た男性の皆さん、思い出すと当てはまるんだけど
そこで思い出す三蔵法師と孫悟空の話。

ここで立ち戻って、「トークバトルが好きじゃない」の話。

そうなのです、二人とも双子座のO型。
カッとなりやすいし、すぐ「もういいよ」ってなって論破に向いてないタイプ。

それを踏まえているので「似てるなあ、じゃあしょうがねえなあ」って
仲良くいられるわけです。
大人になってからの友達付き合いってそんなもんなんだろうなあ。

でも、論破に強い人はちょっとうらやましい。
うん、ちょっとね。