妊娠とか育児とか 【産後】11/1

11/1

寝てる間に腰を動かせるようになり、目覚めたらおっぱいが張って痛かった。
助産師さんにみてもらうと、
出た!母乳!(レッチリ)
レナみたいに飛ばすパフォーマンスでもやってみようかしら(笑)
あとで赤さんにあげてみるのだ。

※注:「レナ」=増山麗奈氏のこと。げんきそうだねー

http://www.renaart.com/

早速授乳室に行って、手順を断片的にしか知らないわたしはもう一回復習。

手を洗い、オムツチェック、赤さんを抱っこし体重計に。
授乳前のを記録、授乳してからもう一回計測。
引き算で飲んだミルク量を出す。

あれ、マイナスだ(笑)
そんな時は0と記入。

出なかったのかなー

しかし体重は3300まで増えてた。よしよし。
(生まれたときは3185gでした)

初めてちゃんとオムツ替えも。でも、ぎこちないのだ。

昼寝してたら胸が痛すぎて起きた。ぱつんぱつんですよ。
助産師さんに出具合を見てもらい、マッサージをしろといわれる。
やってるけど、マッサージ足りないのかなあ。

13時から母子同室を開始した。
泣いたらまず、オムツチェック、抱っこ、それでダメならミルク。

授乳してみるが、吸ってる気配はあるが、やはり足りないかまた泣いてしまう。
哺乳瓶より乳首吸いづらいしなあ。
頑張れ、私も頑張るから。これは、社会に出るための訓練なんだよ、と
赤さんに言い聞かせる。

とにかく授乳に格闘すること21時まで。

途中母が来てくれたからいいけど、疲れたなあ。
でも、頑張ってもうまく吸えなくて「ふえーん」って顔の赤さんがかわいい。
頑張れ頑張れって、自然と言いたくなる感じ。

小さいって、得だなー。
小さいだけで可愛いもんな。

でもこいつ、たまにニヤリと笑うんだぜ…

とにかく胸が痛いので、つらい。
早くたくさん出るようにならないといたすぎる。
退院までに、なんとかしないとね、と、助産師さんに言われる。
肩こりも影響してるみたい。
そりゃ、体かばって歩いてたしなー。
まずは、肩のストレッチとおっぱいマッサージか。

初めてのシャワー。
初めて己の体を見た。

ドン引きだ…
傷といい、たるみといい。

見せられない…

腹帯を腰のあたりでキツく締めたら痛みも歩行も楽になったので
それはそれでよかったけど、この腹帯、骨盤矯正にもなるかなあ…
早く体型戻さなきゃ…
ショックすぎる…

ごはんは夜から普通食になった。
その前におやつが来た!
バームクーヘン!
これが一番嬉しかったなあ。

あとでディルームの献立表見たら、一日1800kcal。
多いな(笑)
明日検診だけど、体重大丈夫かなあ…

キリのいい日付だったので、各方面にリリースを出した。
昔の同僚らが勝手に名前を考えてるメールのやりとりが面白かったが、
腹がいたくて笑えず、つらかった(笑)

なんだよ、「鷲野candleケンシロウ、」って!
まず、名字違うよ!(笑)

深夜、授乳再チャレンジ。
18g飲んだ!やった!

妊娠とか育児とか 【産後】10/30〜10/31

10/30

腹がいたくて一睡もできず。夜中に麻酔を3プッシュ、座薬を2回。
全く効かず。

※これ、傷が痛いんじゃなくて実は「あとばら」だったので
麻酔効く訳ないのですよね。座薬の方はかろうじて効いてたみたいだけど。

回診で飲食禁止が解かれ、お茶が解禁、夜から重湯に。
導尿も外してもらい、自力歩行を促される。
(ほんとに嫌だった、導尿。恥ずかしいし位置が合わなくて痛いし)

そして個室から二人部屋に引っ越し。

昼間は体もいたくなく、「あとばら」が痛い程度。
夕方、背中の麻酔が切れてからロキソニンに変更。

痛み止め切れてる間の激痛!
しんどい!

だけど、陣痛よりましだと言い聞かせる。

義母が上京したのでベビーに会いに行く。
薄目を開けそうだ。
夫、初めての抱っこ。
赤さんの目のあたりを暗くして、パッと手を離して明るくする、
「チリの鉱山ごっこ」という謎の遊びを一人楽しんでいた…。
(大丈夫か、夫)

夜、赤さんが泣いてるから授乳試すかと助産師さんに誘われるも、
薬が切れて立ち上がれず断念。その後、トイレに行くにも一苦労という状況に。

ああ、麻酔の偉大さよ!
 
 
10/31

久々に6時間睡眠。

麻酔がなくなったため一気に動けなくなり、痛み止めのんで30分しないと起動不可
朝の授乳に間に合わず、まだミルク保育。
薬がきいたところでオムツ替えなど習う。

おとといの夜手術だったわりには頑張ってうごいてる方だと思うことにする。

授乳室で帝王切開の方から励まされる。
5日たてばスタスタ歩けるようだ。とりあえず、頑張らないことにする。

助産師さんにシャンプーしてもらいすっきり。
昼ご飯から五分粥になった。明日にはもう、固形食が出るらしい。

13時、授乳体験。
しかし出るわけでもなく。マッサージが必要か。

息子、初めて目をぱっちり開ける。

両親と祖母ら親戚が見舞いに。
続いて夫と義母が。
きょうから母子同室になり、おばあちゃんたち抱っこし放題。

祖母が
「周りはみんなひ孫がいるのに、わたしだけいなかったから、生きてるうちに見られてよかった」と。
そんなこと思ってたんだなあ。
遅くなってすいません。間に合って(!?)よかった。

さすがに疲れた。
休めるのはきょうまでですよと助産師さんに言われ、やっと横になるは16時。

実質、手術2日目。
夕方授乳するもやはり出ず。オムツ替えも初めてでたどたどしく。
お世話うまくできないし、体は不自由で、
陣痛で痛いの耐えられずに、
不可抗力とはいえ「麻酔早く打ってよ!」って言いながらお腹を切ってもらっちゃったし、
ダメな母だなあと、夜、トイレで少し泣いた。

産後うつってこんな感じなんだろうか。
少し泣いたらスッキリしたけど。

夜、点滴が外れて自由に。でも、つかまり立ちするのに困るが。

妊娠とか育児とか 【出産当日】10/29

10/29

入院二日目。朝から腹がいたい。
何やら10分おきに痛くなって、起きぬけに助産師さんを呼んで陣痛室に。

便秘気味だったので浣腸を入れてもらうが
これがメチャメチャしんどい!入れて5分も待てませんから!
なんかのプレイと思わなきゃやってらんない(笑)
結局すっきりしきれず、腹痛が増すだけの結果に…

夫合流。
モニタとにらめっこで張ってくると腰をさすってもらう。
しかし、合間にご飯食べられるくらい余裕。間隔も空いてきちゃった。

15時から2時間かけて促進剤。急激に陣痛が強くなる。
さっきの浣腸のせいもあるけど、生理痛の親玉みたいなでかい波がきて、
お尻から赤ちゃんが出そうな痛みになるから押さえないと無理。
そこで、妊婦雑誌で見た、肛門の位置にテニスボール。とにかく押し付けるのだとか。

これ、効くね。

夫曰く「妻のア◯ルにテニスボールを押し当てるだけの簡単なお仕事」(おい!・笑)
でも、その簡単なお仕事の最中に居眠りしてる!

だんだん腹立ってきて、寝ながらボールを押し当てる夫を後ろ蹴りして起こしながら
迫り来る陣痛の波に耐えてたんだけど
子宮口7cmまできた頃、最大級の陣痛に思わず悲鳴、
ギブアップ寸前の私に呼応するかの如く、中の人の心音が下がってしまった。

思わず心配になる我々。

先生が飛んできて、いったん診察、様子見で、再びモニタをつける。
薬はもういれてないが、自然に陣痛が来るように。
でもこれがもうハンパない痛さ。途中、もう無理!と泣き出す始末(笑)

空いてた間隔もだいぶ縮まり3分間隔まで来た頃、再びさっきみたいな強い痛みが。
ベッドの柵をつかみ、その柵をガンガン叩いてもしんどい。

するとまた、モニタに異変が。

集まって来るスタッフ。
先生が来て診察をするが、子宮口はさきほどと同じ7cm
ただ、破水もしてないし、赤ちゃんの頭もまだ骨盤に入ってない。
あと数時間かかるお産に胎児が耐えられないかも、ということで
緊急帝王切開に切り替えることになった。

切迫した状況、数枚書類にサインしなきゃいけないまどろっこしさ!
血液型をもう一回計らなきゃいけないわで、
時間がないなかバタバタしながらオペ準備が進んで行った。
そんな最中も陣痛は来るので、どうにもこうにも。

あんなに切るの嫌がって、背が足りないと言われたときも、逆子になったときも、
なんとか回避して来た帝王切開。
しまいには「もう、早く切って楽にして」と口から出る始末。
中の人の命もあるし、私も体力的にもう限界だった。

オペ室入って麻酔が効くまでが待ち遠しかった。
手術台の上でも陣痛は来るので、乗り越えるのに必死。

初めての入院、初めての手術、初めてのお産。
怖いことだらけ。

説明を耳元でしてくれるスタッフのお姉さん。
背中に麻酔針刺すときに思わず腕をギュッとしたら握り返してくれた。

背中に術後の痛み止めの麻酔、腰に手術用の麻酔をし
何度か効き具合を確かめてから手術開始。

下半身麻酔だから、様子がわかるのね。
あの、電メス使うときのたんぱく質が焦げた匂いや、先生たちの会話。
大学病院だから、手術中にインターンに教えてる会話が聞こえる。
まあ、いわば実験台か。

さっき陣痛室で撮影したレントゲンが手術室に映し出されているが、
ブラウザ使っててIE7か8?なんてことばかりみてた。

そんななか気になる会話が。
「これ、事故のあとだなあ。転落。2回目だな」
これ、のちに隠語だとわかる。

21時スタートの手術。
おめでとうございますと言われた時間が21時43分。

「元気ですか?」の問いかけに「ちょっと待ってね」と言われたのが気になったが、
しばらくすると産声が聞こえ、きれいになった中の人がわたしの顔の横に現れた。
助産師さんが小さい土気色した新生児を抱え、足をわたしの顔にペタっとする。
顔を近づけてくれたのでチューをした。

小さい小さい顔からはミルクのような、いい匂いがした。

縫合の最中は眠らされていて、終わって目が覚めるとものすごい震えが来た。
出血が1400ミリあったらしいので、そのせいだろうか。
ストレッチャーで運ばれたあとのことはあまり覚えていない。

夜中はとにかく震えと高熱と暑さと
その後に襲って来た腹の痛みに耐えながら一睡もできなかった。

チビの首には臍の緒が巻きついてたらしく、
さっきの隠語を解読してみるに、逆子を直した時に巻いてしまった、ということだろう。

とにかく、無事に産まれてよかった。

妊娠とか育児とか 【産前】10/27〜28

10/27

診察日。
子宮口が硬いからと、担当医にグリグリされて帰宅、
散歩を促されたので遊んで帰った晩、生理のような出血があり、慌てて病院に電話。

陣痛室で子宮口の診察などするが、助産師さんに「おしるしでしょう」と言われるものの
途中で明らかな出血をしたため、先生が呼ばれ、私は分娩室に。

分娩台に上り診察を受ける。
破水ではないしおしるしでしょうと。
日中の診察の件話すと先生らが「納得」と。
ただ、そんな遠くないうちにお産になるよと言われ帰された。

1回の分娩で2回分娩台乗るパターンもそうないな、おいしいな
と、その時は思っていたのだが。
 
 
10/28

深夜に陣痛らしき痛みを感じ、朝方夫に連絡、こちらに向かってくれるとのこと。
昼に6分間隔になったところで病院に電話。すぐ来てくれと言われる。

診察ののち、まだだねと言われるも
「帰れますけど、入院しますか?」と言われ
諸事情考慮し入院することに。

そのまま陣痛室に通され、お産着に着替え、モニタ監視。
しかし、間隔が空いてしまったので、病室に移動し、その晩は休むことに。

生まれて初めての入院、そして生まれて初めての病院食、いまいち…

妊娠とか育児とか いまさらですが、生まれました。

だいぶ放置でしたが。

10/28に入院して、10/29に「中の人」が「外の人」になりました。
男子でございます。
詳細は後ほどですが、いろいろありましたが、母子ともに健康ですよなう。
なんと、ちびっこさんは明後日で2ヶ月。早いよー。
赤子の世界はドッグイヤーより早いよー。

入院中、極力いろんなコトを記憶にとどめようと
iPhoneを必死で握って痛みに耐えつつメモ付けてました。

それをこの後ドバーッとpostしていこうと思います。ではなにとぞ。

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